カテゴリ:和裁のお稽古( 64 )   

春の色です   

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↓の帯が仕立て上がって次の教材は、袷を仕立てることにしました。この紬は昨年9月裁ち合わせをしたものです。先生が苦心して柄合わせをしてくださいました。背縫いの柄合わせがきれいに整っています。(柄合わせのこと)
でも何故か仕立てないままになっていて、春めいてきた3月、思い立ちました。やはり春の色なんでしょうか~、仕立てることが大変楽しみになっています。

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着物は、袖、身頃、おくみ、に裁ってしまうと次ぎはヘラ付けです。へらが付くとある程度まで家で縫っていくことが出来ます。気分が乗っている私は、お袖も縫って、身頃、おくみ、全て真っ直ぐ、真っ直ぐ、家で縫ってしまいました。袷ですので裏も八掛けも同様に縫いました。

「お袖の丸みが左右同じではない様に見えます」と先生。私は同じに縫った積りですので、そこのところが技術が伴わない結果なのでしょう。次回作の課題として、心に留めておきました。

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褄も出来上がりました。下前(左)は先生の作です。上前(右)は私が作りました。ふき布の折り方が甘くて、出来上がりが硬く、柔らかい表情が出ていなかったのですが、先生のワンポイントレッスンできれいになりました。

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身八つの縫い方もお勉強の一つです。身八つもきれいに出来て、そして今日のお稽古で、お袖が付きました。後は衿をつけるのみです。ただここで問題が発生しました。この紬は丈が短く(紬では普通のことです)、掛け衿を希望通り長く取ると、地衿が足らなくなるのです。それで地衿をつなぐ方法を取ることにしました。それでひとまず今日のお稽古はここまで。(着物の色は一枚目の写真が実物通りの色です)
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by tsubara_tsubara | 2009-04-02 22:55 | 和裁のお稽古

久々の更新   

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更新が~、驚きました。なんと今年初めての更新です。その間、お稽古は休みなく続いています。(一月はお休みでしたが。)孫のウールのアンサンブル、仕立て残していた羽織が出来ました。裏を付け、袷に仕立てたのできっと暖かいでしょう。今シーズンはもう着ることも無いでしょうが。肩上げは着る機会にしましょう。可愛くできました。

ずっと以前、もう何十年も前、娘達のウールのアンサンブルを作って以来の羽織の仕立、もう初めてのようなもので、難しいと感じましたが、先生曰く 『羽織は簡単よ、私は一日で仕立てていましたよ』 だそう~。もう何着かお稽古すると理屈が頭に入りそうなんですが~。

今気が付きましたが、孫のウールの長着もアップしていません。これはもうこのお正月に孫が着ています。写真だけは(日々の事Ⅱ)にアップしています。

e0128326_15287.jpg孫の羽織が出来てからは帯を仕立てました。八寸の名古屋帯です。八寸帯の仕立ては、お太鼓部分と手になる部分とをそれぞれまつり縫いをする方法があります。博多帯などそうしますが、この帯は端がちょっと不ぞろいなので、先生から他の方法、ちどり掛けを習いました。

帯端から内側1分のところをちどり掛けに縫っていくのです。細かい作業ですが、八寸帯は帯芯を入れなくても良いので、ただひたすら釣り合いを取って、細かくちどり掛けをしました。

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私はこの様なアジアンティストな物が大好きです。インドネシアのバティックにも似ていますが、ロウケツ染めではありません。正絹の織物です。絣のようにも見えます。上記の孫のウールを買った時、馴染みでないお店の引き出しにありました。一目で気に入り買って帰りました。自分で仕立てが出来るようになったので、ちょっと気軽に買いすぎたかな、と反省した一品です。

袷の時期の普段着に~、ちょっと合わせた結城に良く似合うので自分の中では ”拍手喝采” です。お正月から着物で出かける機会も多くありました。3月も三度お出掛けの予定が入っています。着物の更新も考えないと~。記録の意味でもね。
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by tsubara_tsubara | 2009-03-07 23:18 | 和裁のお稽古

帯と着物   

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更新しない間に、帯も仕立てました。帯は何本もお稽古しましたので、一人で縫えるようになりました。掬いの帯だそうです。扇面の柄の部分が、表も裏も同じように出来ています。ジャガード織りのようです。ちなみに一般的な織りの帯の裏は、柄の部分に使っている糸がぶらぶらと言った感じで横に全て渡っています。

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実はこの帯、出会いがしらに買った...んです。この着物はお気に入りの筆頭なんですが。あまりに可愛らしくて手持ちの帯とあわせると、もう着るのはむりかなぁ~、と思っていました。それでこの着物に合う帯が欲しいと、頭の隅のどこかで思っていたのでしょう~。衝動買いです。

いつも買っている呉服屋さんではないので、迷いました。呉服は高価なものなので信用のある店で買いたい、と常々思っています。

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掬いの帯は、そのひびきから縁起が良いとされています。この帯、地色が薄いピンクです。柄も椿なので季節を選ぶことなど迷った事の一つです。もう一本ベージュに山のような模様の帯が候補に上がりました。私はピンクのこの帯が好きだったのですが、長く締めたいとの思いもあって、地味な物にも気持が動き、迷ったのです。

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結局進めてくださった呉服屋さんの一言 ”好きな方を買った方が良いですよ” で決めました。出来上がると、私のお気に入りの何枚かの着物にピッタリと合います。やはり気に入ったものを選んで良かった。可愛らしすぎて気が引けていた着物達も、この帯とあわせると、まだまだ楽しめそうです。

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思わぬ効果に調子に乗って、この難物の着物にも合わせてみました。主張しない薄いピンクが落ち着いて見えて、案外合います。和裁の先生から ”扇面柄は柄を高く締めなさい” とアドバイスを頂きました。

もう一つ良いことが~、”このまま仕立ててよいですよ” の呉服屋さんの言葉に従って、すぐに仕立ててしまいましたが。和裁の先生から薄いピンクの地色が汚れやすいのでは~、と忠告を頂きました。ではどうしよう~。

こんな時に相談、相談。古くからのお付き合いの洗張り屋さんに相談すると、出来上がった形でガード加工をしてくださるとの事、うれしい!春には加工も出来上がって、この帯でお出掛け出来そうです。
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by tsubara_tsubara | 2008-12-17 23:21 | 和裁のお稽古

孫のアンサンブル   

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次の教材は、孫のウールのアンサンブルです。探し回った果てに見つけた貴重な反物です。男子のものは売れないのか生産をしていないらしく、これも最後に残っていた上等の一反でした。見つけた時のうれしさと言ったら~、お店の方が驚くほどでした。これでアンサンブルを作ります。

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四つ身と言う着物です。もうほぼ出来上がって、襟を付け、上げをすると出来上がりです。孫のお陰で子供物がお稽古できます。以前浴衣を縫っているので、同じ仕立て方です。次回のお稽古で襟をつけます。羽織は初めてのお稽古なので、勝手に仕立てることは出来ません。出来上がりは来年になるかなぁ~。
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by tsubara_tsubara | 2008-12-15 23:11 | 和裁のお稽古

いつの間にか~。   

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お稽古日記を更新しないままに12月になりました。その間、和裁のお稽古進んでいます。結城の着物も出来上がり、私は和裁クラブのファッションショーにこのようなコーデュネイトで出演しました。(その日の記事)

気のせいか...舞台で振り向いた私の後姿に歓声が上がったような~。後から聞いた見学に来ていた縁者の証言もあって本当でした。少々気分も高揚した瞬間でした。舞台の上では照れくさくて、着物の説明も自分の感想も手短に喋ってしまい、その点反省しています。

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襟先です。文化祭前なので、先生から習ったのはここまで、その後の仕事、裾締めは先生がして下さいました。

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褄です。写真がピンボケなんですが。私は良く出来たと思っています。片方を先生(上前)~、私は写真の下前をしましたが。本当に上手く行きました。
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by tsubara_tsubara | 2008-12-14 23:41 | 和裁のお稽古

お袖   

e0128326_23332750.jpg結城の着物は、身頃表と身頃裏は縫い終わり、まだ作ってない袖の作業に入りました。先週袖裏の縫い方を習って、作り上げています。昨日のお稽古で先生が左袖を作り、私がそれを見ながら右袖を作る、といった作業をしました。そして今日、ノートを見ながら仕残した作業が終わり、お袖が出来ました。

私が知ってる袖の作り方と微妙に違っていて、考え方が簡単でした。例えば以前習った方法は、左右の袖を作るため、表布と裏布とを合わせ、袖口を作るときから左右を決めていました。袖口の留めなど大変難しかったことを覚えています。

今回習った方法は、袖口下を縫うときだけ、左右を意識して作るよう縫いますが、その他は、全て同じ方向に向けて縫ってよいのです。以前の方法を忘れてしまわないと今回の簡単な方法は頭の中にすっと入っていきません。袖下の縫い方にしても、ごろごろと厚みが出ないように斜めに折って縫っていくところをそうしないで、普通に縫い、縫った後斜めに折る、とか~。どうも左右の袖がこのやり方で出来るのか不安でした。

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きれいに出来た袖にしつけをして、写真のように袖口に型紙を入れ、ピンと伸びるようにします。

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日本てぬぐいに霧吹きをし、少し湿った状態にして袖の上に置きアイロンをかける。袖口三分位はかけない。袖下も丁寧にかけて、袖巾のヘラをして、振り縫いに入ります。以前は袖下にアイロンかけをしてはいけない~、のではなかったかと、記憶していますが~。丁寧にどこもかしこもアイロン掛けをしました。

振り縫いは、表布と裏布を駆け引きしながら、つらない様にきれいに縫う工夫がありました。文章で書くのは難しいけど、ノートには記しています。

来週のお稽古は身頃の表と裏と合わせて裾を縫う作業に入る予定です。
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by tsubara_tsubara | 2008-10-18 00:06 | 和裁のお稽古

小倉城祭り茶会での着物   

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11日に行われた小倉城祭りのお茶会にはこの着物を着て行きました。袷シーズン始めはこの着物からです。着物を選ぶ時、行く先、目的、気分などから選びますが、今回はまだ気温が高いことと、お茶会と言っても気の張らない場所なので、割と気に入ってるこの着物にしました。

模様はエジプトやペルシャの遺跡にある絵を藍で染めています。一目惚れで買った着物ですが、合わせる帯に苦心します。今日は、花織風真綿バンブー和紙織りと説明のある帯にしました。写真で見ると地味目に写っていますが、この帯も気に入っています。
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by tsubara_tsubara | 2008-10-12 21:47 | 和裁のお稽古

Sちゃんの着物   

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7月に縫い始めた姪の子供の着物が出来ました。(7月の記事)12月に4歳になります。身長が標準より高い子供なので、着丈を85センチに仕立てました。今日肩上げと腰上げをして出来上がり~、かわいい着物になりました。

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ついでに長襦袢も縫いました。残り布で作ったので、見えるところにピンクの生地を使い、その他の部分には白い布の残りを当てました。布をやりくりして作ったのですが、かわいいものが出来ました。袷に仕立てたのできっと暖かいと思います。

小さな着物ですが、作り方は大人物と同じですので、行程は数多くあります。2,3年は着ることを考えて大きめに作ったので、肩上げと腰上げ部分が多くなり、縫うときにちょっとやりにくかったかな~。早速明日にでも持って行こうと思っています。
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by tsubara_tsubara | 2008-10-10 21:00 | 和裁のお稽古

文化祭出品の着物   

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秋は文化祭の季節、私達和裁教室も11月の文化祭にリフォーム着物のファッションショーをする事になりました。普通に縫った着物では面白くないとの事でリフォーム作品をお見せするのです。

私の作品は、先日来沢山作ったリフォーム帯のどれかに決まりました。さて帯だけ締めてショーに出るわけも行かないので、急遽、単で役に立っていた結城を袷に仕立替えることにしました。この着物は、身丈が短く、15センチほど布を足して、着物丈を伸ばすことにしました。リフォーム着物の部類に入ります。

洗い張りを至急お願いして、ヘラ付けも終わり、まず後身頃繰り越し部分で布をつなぎます。写真はもう継ぎ足しが終わった状態です。同じ布が残っていたので、この部分でつなぐのが最適だろうとの事です。

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後身頃につなぐ布を入れましたので、襟肩あきが前身頃の方へずれます。左のあき部分は以前の襟肩あき。右部分が今回襟肩あきとなるものです。布をつなぐことによって着丈が2寸ほど長くなります。

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八掛けはこの色です。ヘラもすんで、背縫いと脇縫いまですみました。
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by tsubara_tsubara | 2008-09-23 14:41 | 和裁のお稽古

新しい教材   

涼しくなってお稽古にも身が入る季節。紬の袷をお稽古します。
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反物の端に仕付け糸で表裏の印をします。縫う教材が決まったらお稽古日までの準備。ここまでは家でします。
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まず総尺を測って、自分の着丈など必要尺を計算し、柄合わせに入りました。紬は総じて長さが短く、この着尺も身長の高い私にはぎりぎりの長さです。それに柄も合わせる必要などないような~、と思っていると、『それでも柄合わせはします』 と先生。

まず、背縫いの柄合わせ、次に肩山を決めて袖の柄合わせ、肩山のところに袖になる部分を持ってきて柄をあわせました。最後におくみの柄合わせ。(袖とおくみは、都合で柄合わせを前後することも。)おくみ上前を合わせて、後は見えないから成り行きに~、生地の行き先が決まったところで裁断。

八掛けも裁断して、今日のお稽古はここまで。柄合わせって時間がかかります。

柄合わせで思うこと。この夏以前縫った浴衣を着ました。縫った当時も私なりに柄合わせをしていたのですが、いざ着てみると柄の散らばり方が良くありません。これも経験がものを言う部類なのか、今の私の目から見てももったいない柄の行き所になっています。着姿の美しい条件に着物の柄もあると思います。上手く散らばってると気にならずにすっと見ていられるのですが、柄合わせが下手だと何だか違和感があります。

柄合わせ。大事な勉強でした。
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by tsubara_tsubara | 2008-09-04 11:48 | 和裁のお稽古