カテゴリ:和裁のお稽古( 64 )   

訪問着   

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訪問着を作っていたのですが…。なんと衿先の止め辺りからしか写真がありません。坂田藤十郎さんのデザインの訪問着ですが、全体の写真を撮っていません。又の機会に~。

訪問着と言うことで、本仕立てをお稽古しました。
本仕立てとは:表と裏と別々に二枚の着物を縫うように作業を進めて出来上がると、裾を作ります。それから背縫い、脇縫い、衿など、中綴じをして一枚の着物に仕立てるのです。

じゃ今までの仕立て方(この方が一般的)とは:表裏別々に塗っていって、衿を除く部分を縫い上げたら、裾綴じをします。次に中綴じをし、褄、袖付けなど等仕上げて、最後に衿を表裏一緒に縫って出来上がり。
したがって衿先の止めが大きく違います。上記の写真は正にその部分、本止めをしているところです。

1、表、衿先縫い止めから2ミリ先に針を入れる、身ごろ下からきせ山へ。
2、衿、下からきせ山へ。
3、裏衿、きせ山から下へ。
4、裏身ごろ、きせ山から下へ。
5、1、の糸端と結んで撚って出来上がり。

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衿の中の始末。衿の中には、身ごろ、おくみ、三つ衿芯など、色んな端布が重なっています。それを折り合いよく整えて、衿縫い代部分に綴じて、出来上がったときに中が動かないようにします。

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最後に衿下を綴じて出来上がりです。褄をきれいに整え、綴じて行きます。上前裏部分です。
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by tsubara_tsubara | 2010-12-19 09:06 | 和裁のお稽古

塵除け二点   

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更新が止まっていました。前回の道中着は…?まだ出来ていません。この間、他の作品に取り掛かっていました。
まず、塵除け。塵除けとは着物全体を覆うような上着です。上の写真の物は紬の着物のリフォームです。お袖を普通の形にしているので、お出掛けの時、特に車に乗ってシートベルトをする時など、着物を保護するのに役立っています。
若い頃着ていた紬で作りましたが、その頃着ていた私の着物は何故か着丈が短くて…。もっとも昔の着物は着丈が短いと決まっていますが、多分腰紐の位置が今と昔では違っているのでしょう。とに角このまま着物に仕立て返しても、私の娘達にも短い着物になるので、思い切ってはさみを入れました。
七五三で着物を着た娘用に作りました。小さい子供と一緒の時など、着物を汚す心配から守ってくれます。

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これはウールです。これも塵除けですが、袖口を絞っています。お茶水屋仕事の時使う物です。
母は久留米絣で作って、家事の時に着ていました。久留米絣でも作ろうと準備しているのですが~。久留米絣の藍が着物にうつらないかとちょっと気になります。まぁ~、普段着用にするといいかもしれませんが~。
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by tsubara_tsubara | 2010-12-17 23:33 | 和裁のお稽古

暑い間のお稽古は?   

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絽の訪問着を縫って、次の教材はご先祖様の羽織をコートにリメークします。ろうけつ染めの羽織です。生地もしっかりしてるしコートには向いているかも知れません。ご先祖様の着物類はなるべくリメークして役立てたいと思っています。
お袖が出来ました。

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ポケモン柄の生地を妹が持って来ました。私は昔からある男の子用の、とんぼ柄、格子、井桁などが好きです。でも孫達は生地を見るなり、キャラクター名を叫んで非常に気に入った様子。娘や婿に相談して、甚平さんに仕立てました。幼稚園の浴衣祭りに着て行ったらしく、とても喜んでくれました、孫二人が~~。

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和裁先輩から頼まれて、日本舞踊の衣装を縫いました。別に変わったところは無く、袴を着るので着物丈が短くて良いそう~。男物に仕立てています。男踊りをするそうです。
こんなことばかりしていて、私のお仕事は捗っていません。まぁ~、涼しくなったらやる気が出てくるでしょう。
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by tsubara_tsubara | 2010-09-01 20:54 | 和裁のお稽古

出来上がり二点   

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連日の猛暑。でも和裁のお稽古は続いています。ちょっと宿題はさぼり気味なんです。その理由は、暑さとこの蚊絣を私用に仕立てていたからです。男性の夏のお着物の代表格、麻の蚊絣です。

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これは私の母が主人にと、仕立て替えていたものです。元々はご先祖様どなたかのお着物だったのでしょう。しかし主人も一度も袖を通さないまま、今に至って、黄ばんでいました。麻の蚊絣は今では、作り手もいなくなったそうです。もっとも着る人もいないくなりましたが。それならばと仕立て替え、お茶のお稽古に着て行ってます。
古いものでも、ちょっと黄ばんでても、麻は麻。自然の素材は涼しくて、着ていて気持ちが良い~。この夏、まだまだ出番がありそうです。

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この絽訪問着も出来上がりました。地色のピンクがとても好きです。品物も良いので手に触るとつるん、しゃりん、この様な感触が心をときめかします。

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出来たら私が着たい…気持ちなんです。実は出来上がって鏡の前で着て見ました。もちろん自分の顔は写さず…、着物ばかり見ていましたが~。娘達が袖を通す機会はあるのでしょうか~。まぁ、私のお稽古の為に作ったものですが…。
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by tsubara_tsubara | 2010-08-05 23:33 | 和裁のお稽古

掛け衿   

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掛け衿が付きました。
掛け衿は、地衿と一緒に縫ってしまう方法と、掛け衿を後から付ける方法があります。私の着物は全て、後者の別掛け衿にしています。この方法だと掛け衿が汚れた時、外して洗ってもらうことが簡単に出来ます。

衿も出来上がって、今から袖を付けるところまで出来上がりました。
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by tsubara_tsubara | 2010-07-17 20:20 | 和裁のお稽古

あやめの着物   

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あやめの絽訪問着も追いついてきました。今日はおくみをつけました。まず、前身とおくみの模様を合わせて、仕付け糸でしるしを付けます。出来上がりの様におくみ(手前)を置いたところです。

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模様が狂わないように小針で縫っていきます。

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前身頃を折りながら縫っていきます。単の着物では裏を返すと縫い目が見えますが、こうすると縫い目が隠れるのです。上仕立てです。

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縫って、鏝を掛けて、出来上がりです。あやめが一つの花に見えます。葉も途中がきれいに合うよう縫いました。仕付け糸を取って写せば良かったのですが~、仕付け糸が光って見えてます。
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by tsubara_tsubara | 2010-07-01 21:56 | 和裁のお稽古

衿つけ   

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絽の着物の衿付けをしました。おくみ下がりと襟肩あきの間はへらを一つ付けています。着物のへらは斜めに付いていますが、衿は真っ直なので、着物生地を伸ばさないよう、均等に待ち針を打ち、衿を少し吊り気味に縫っていきます。この辺は掛け衿が後で付くので、折きせはない状態で縫います。

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表衿と衿裏とで身頃衿ぐり回りを挟むように縫い付けます。襟肩あきの部分には力布を付けます。写真は裏を見せています。今日はここまで~。表→裏→表…と気をつけて確かめながら縫う作業は意外と時間がかかりました。出来上がりに響くので気を使うところです。
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by tsubara_tsubara | 2010-06-25 22:45 | 和裁のお稽古

絽の付け下げ訪問着   

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絽の付け下げ訪問着。お袖が出来ました。↑写真で見ると、同じ方向のお袖が二枚出来上がってるように見えますが、向かって右は左袖、向かって左は右袖です。模様が見えるように写しました。

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おくみの模様をあわせて折り縫い作業がすんだところです。絹仕付けで模様合わせをしている箇所が見えます。仕付けより写真手前がおくみです。お花も合わないといけませんが、特に茎が合わないとおかしいそうです。気をつけました。

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おくみ付け、裏の部分です。折縫いで縫っていますので裏からも縫い目が見えません。上仕立ての方法です。おくみの始末は絎けをします。待ち針でとめているところです。
絽は透けて見える素材なので下前には模様が入っていません。こんなところも理に適っていて感心します。

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裾の三つ折絎けをする前の下準備です。絽の目を通して縫っていくので、目を拾いやすくするために目立つ仕付け糸で予め絽目を縫いました。この作業は袖底を縫うときもしました。出来上がりが汚くならないよう気をつけます。

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裾の絎けがすんだところです。この後、仕付け糸を取ると炉目の通ったきれいな出来上がりとなります。
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by tsubara_tsubara | 2010-06-19 23:58 | 和裁のお稽古

絽二点   

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絽の訪問着が二点、次の教材です。写真上は、誰用と言うこともなく教材に買いました。訪問着ですので、柄をあわせて仕立てをします。写真は上前とおくみを重ねて写しています。この様な出来上がりとなります。

下の着物はご先祖様の着物です。洗い張りをして準備していました。二点同時に仕立てます。訪問着の難しいところは、模様がつながっているので、柄をあわせて一枚の絵の様に仕立てるところでしょうか。果たしてrこの写真の様に出来上がりますか…。ヘラ付けまですみました。
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by tsubara_tsubara | 2010-06-03 23:38 | 和裁のお稽古

羽織のリフォーム   

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ご先祖様の羽織をリフォームして帯を作りました。最近は暖房が行き届き、羽織を着る必要が無くなった上、昔の羽織は着丈が短く、巾も狭いので、背が高くて手が長い私には仕立て替えても着る事ができません。しかし柄などが気に行ったものは何とかならないかと考えていました。

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e0128326_2075118.jpgこの様な柄が大好きです。紬のこの着物に合うのでは、とイメージして思い立ちました。

帯にするには巾が最低8寸5分程度あれば出来ます。帯に仕立て替えると決まると、早速手洗いをしました。洗い張りに出すと、費用が掛かるのでなるべく自分で~、と考えてのことですが。この羽織はとに角汚れがひどく苦労しました。きっと出番が多かったのでしょう。帯にして見えるところにきれいな部分を使ったので、裏や胴に巻く部分は細かくつないでいます。

家で洗うとき、良いものや着物に仕立て替える場合は、自分で洗ってはいけません。絹は性質上縮みます。特にちりめんは自分で洗うと大変縮んで元に戻りません、家で洗うことは難しいでしょう。

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e0128326_2084015.jpgこの羽織は、汚れも少なく出来れば私寸法の羽織に仕立て替えたかったのですが…。残念なことに着丈が短く、羽織で着る事は無理でした。
しかし、柄の良いところを選んで作ったので、シンプルだけど良いものができました。大島など紬にも締める事が出来るし、又染めの着物にも合います。

私の家にトルソー(人形)があったのですが、現在他家へ貸出し中です。それで私がマネキンになって帯をとっかえひっかえして写しました。しかも面倒がる主人にデジカメを持たせて~、それで私も慌てたのでしょうか。かなり着付けがおかしな具合ですね。帯締めがキチンと出来ていません。悪しからず~。

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e0128326_209799.jpg昔はこの様な柄と生地の風合の羽織があったのですね。ちょっと織の様な感じの手触りもごわごわとしています。柄に金糸、銀糸が使ってあります。それで二重太鼓に仕立てました。

羽織から仕立てる場合、私は二分式の帯に仕立てます。お太鼓部分と胴に巻く部分とを別に作るのです。着付けも簡単に出来ますし、柄を決めてよいところをつないで作ることが出来ます。

この様に金糸、銀糸が入った帯は、染めの着物に締めます。この帯は柄の具合から無地の着物に合いそうです。紬を着ていたこの日、撮影にそのままこの帯を締めましたが、格の点でおかしな取り合わせになりました。

着物に再生できない着物たちが、まだまだ一杯あります。致命傷は丈が短いことと巾が狭いこと。いずれも私が背が高いことに起因するのですが~。どの様に生まれ変わらせるのが一番良いか、考えながらリフォームをしています。柄の配置など考えることはとても楽しい~~。
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by tsubara_tsubara | 2010-05-25 21:00 | 和裁のお稽古