明石ちぢみも出来上がり~   

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明石ちぢみも出来上がりました。先生が柄合わせに苦心して下さった甲斐があって、ぼかしの色と絣状の柄が良く飛んでいます。さすがプロの目は確かです。

思ったより縫いにくい素材でした。まず布の性質上、強撚糸で織っているので針の通りが悪く、おまけに布端から糸がほつれ易く苦労しました。次に布の幅が最近のものは、1尺あるのが普通ですが、それが9寸8分の幅。先生の解説によるとちぢみは縮みやすい性質があり、このようになるのだとか~。

私は背が高く従って裄も1尺9寸欲しいところ、この反物では無理でした。夏物だから少々裄が短くたって大丈夫です。気にする短さは、1センチ弱なのですから~。

仕立てで初めての方法がありました。おくみの折り付けです。絹布(けんぷ)仕立てとも言うそうで、上物仕立てなんだそう~。縫い目を隠すように前身ごろ、ヘラ部分を一分ほど折っておくみを付けました。丁度袖の付け方と同じでした。

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肌触りはとても気持ちよくて、さすが夏着物の代表格です。昔は夏のお出掛け着として誰でも持っていたんだとか~。私が住んでいる小倉にも、小倉ちぢみと言う織物があったそうです。先生から伺った話では、やはり夏物として重宝なものだったそう~、小倉には小倉織りと言う小笠原藩から幕府に献上していた織物があります。これは丈夫で武士の袴に皆が欲しがったと聞いています。

さて帯ですが、紗の帯です。この柄!ちょっとお盆を連想するのでなかなか締める気が起こりませんでした。多分私だけの感想だと思いますが。今回、明石ちぢみにぴったりと合いました。この帯も合う着物が出来てこれからお出掛け用途が広がります。

お人形さんに着付けをした時、午後からのお出掛け時間が迫っていて、乱暴な着付けをしてしまいました。小物類は全て夏物です。後姿の帯の柄、もう少し下げないとねぇ~。
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by tsubara_tsubara | 2008-05-19 13:06 | 和裁のお稽古

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