ちりめんの帯
2008年 03月 23日
先日同窓会に行った時の着物のこと~。 (同窓会のこと)
私はちりめんの帯が大好き、この帯は14~15年前にとても気に入って買ったものです。お仕立ても本を見ながら自分で仕立て、それからは本当に良く締めて出かけました。主に絣模様の紬に結んでいました。
最近この帯が派手になりつつあるのでは~、と考えるところがあり、贔屓の呉服屋さんの展示会でちりめんの帯を買うことを考えました。
私はかわいい柄、それも花柄が好きなようで、手に取る帯はそういった柄ばかり~。一緒に行っていた兄嫁から 『○さん、持っているちりめんの帯まだ締められるよぅ~。』 とありがたい忠告が~、その日はとうとう買わずに帰り、又この帯を同窓会で締めることにしました。
帯回りは、刺繍の入った帯揚げ。紫色に白い蝶の刺繍入り帯締め。大島が地味な柄で遠目に見ると無地の様に見えます。赤いちりめんの帯もそんなに目立たず、私好みの着姿が出来ました。この日は半襟もグレーの絞り、足袋は白足袋の上に紫色のレースの足袋を重ねて履きました。
大島のはっきりした柄が苦手です。若い頃に作ってもらった大島は今の年齢でも充分着ることができるのですが、何故かこの大島ばかり着ています。
お仕立てはプロの方にお願いしました。大島は易しいようで仕立てが難しいのです。娘の大島を私が仕立てたことがあります。布が遊ばない代わり、裏布とぴったり合わせる事が難しかった~。それに明るい昼間でないと糸目が分かり辛く縫いにくかった記憶があります。
これから春のお出掛けには大島は持って来いです。
by tsubara_tsubara | 2008-03-23 23:09 | 着物